【解説】一生の半分以上着用可能なダウンベストのススメ
先日、無印良品のダウンの素晴らしさについて、その愛を語らせていただいた。
しかし、 無類のダウン好きとして、特定のブランドのダウンを薦めるだけではどうしてもわたしのダウン欲求(?)が解消されなかったので、ここはひとつ、服のジャンルとしてダウンそのものを紹介させていただきたい。
特にわたしのおすすめはダウンベストだ!
最強アウター、その名はダウンベスト
▲ 軽量フレンチダウンポケッタブルスタンドカラーベスト(無印良品)
おすすめポイント1:持ち運びに便利
▲ ダウンベストとダウンブルゾン(ジャケット)
1点目のおすすめポイントは携帯性の高さ。
アーム部分がないというのは携帯性において非常に大きな影響を与える。
考えてみて欲しい。
2つに畳む場合、アームがある場合は4重にダウンが重なるが、ベストなら2重だ。
3つ、4つに畳む場合は言うまでもない。
更に上で紹介している無印の軽量ダウンのようなパッカブルタイプを選べば、ダウンベストはハンドタオルくらいのサイズまで小さく畳むことが出来る。
鞄が小さい男性のウエストポーチやショルダーバッグにも十分入る。
それにしても、ダウンベストとは何と効率的な服だろうか。
体の最も冷えてはいけない部分、つまり内臓のある部分だけを暖めるという潔さ。
そして、それ以外を削ぎ落とすことで携帯性を飛躍的に向上させ、急な冷え込みから我々を守ってくれる。
どうだろう。ダウンベストの素晴らしさが少し理解していただけただろうか。
おすすめポイント2:超長期で着用可能
2点目のおすすめポイントは、夏以外のシーズンで着用可能なこと。
これはつまり、「春、秋はダウンベストをアウターとして着用でき、冬はチェスターコート等のインナーダウンとして着用出来る。」ということである。
こうしたアウターとインナーの切り替えが出来るところもダウンベストの懐の深さを物語っている。
さらに。
アーム部分がなくスマートに見えるためか、10月頃から着用しても、そして4月頃まで着てても「もう(まだ)ダウン!?」感がない。
つまり、1年の12ヶ月中、実に7ヶ月間着用できるということである。
おすすめポイント3:室内でさえ着用シーンがある
なにこの最強アウター、隙がなさすぎ・・・。
アウターは家の外着るものという概念を覆してきた。
なんとダウンベスト、その軽さ、手軽さから室内で着る人も多数いるとのこと。
かく言うわたしもちょこちょこと着ている。
暖房つけるほどでもないかなって時に便利なのである。
これはつまり。
1年のうち7ヶ月着用可能などころか、家の中でも着れるなんて、これはもう生きている時間の半分以上をダウンベストで過ごせると言っても過言ではない。
こんなアウターが他にあるだろうか?いや、ない。
ダウンベスト is ベスト
いかがだっただろうか。
存在そのものが効率的なダウンベストの価値を分かっていただけただろうか。
ただ、ダウンベスト買うと、ダウンジャケットやダウンコートも欲しくなる不思議。
汎用性に惹かれてダウンベストを選んだはずなのに・・・。
しかし、そんな時はダウンジャケットもコートも買ってしまおう。
ダウンベストを「ダウン is ベスト」と解釈をすればいいじゃありませんか(暴論)。
服なんてテンション上がってなんぼである。
さぁ、みんなダウンを着よう。
世の中をダウンで埋め尽くそう。