【レビュー】アレキサンダーワンコラボのヒートテックはヒートテックが苦手な人ほど着てほしい
ついに買ってきてしまった。
▲ パックで売られている。
アレキサンダーワンコラボヒートテック!
ヒートテックがいまいち苦手なわたしは、この世紀のコラボを買うべきか買わざるべきかずっと迷っていた。
しかし、冬も本番というこのタイミングで値下げセールを行なっていたので、ついに買ってきてしまった。
そして、着てみると迷っていた自分が恥ずかしいほどに素晴らしい服であることに気がつかされる。
わたしと同様にヒートテックが苦手な人よ。
このコラボは見逃してはいけない。
アレキサンダーワンとは
まずは知らない人のために、アレキサンダーワンとは何ぞやというところを説明しよう。
アレキサンダーワンとは、1984年生まれのアメリカの若きファッションデザイナーであり、同デザイナーによるファッションブランド(2004〜)である。
日本では青山にフラッグシップ店があり、価格帯はコーデュロイシャツが8万円など、バリバリのハイブランドである。
一方でコラボに積極的で、アディダスとコラボしてスニーカーを作ったり、H&Mとコラボして服やカバンなどを作ったり、家具ブランドとコラボしてソファを作ったりと、手にかける商品も幅広い。
アレキサンダーワンのホームページは以下のとおりである。
ぜひ一度見ていただきたい。
Alexander Wang 【アレキサンダーワン公式オンラインストア】
着心地/見た目
コラボヒートテックに話を戻そう。
さて、突然だがわたしはヒートテックが苦手である。
室外から室内への移動時はもとより、食後や重い荷物を運んだ後、急ぎの用事で小走りをした後など、日常の中で体が温まることはよくあることだ。
肌着として服の中に着込むヒートテックは体温調整に不向きで、下手をすれば真冬に汗ばむことになる。
それが嫌で、自分で服を買うようになった高校生以来、ヒートテックを着ることはなかった。
しかし、このヒートテックはどうだ。
肌触りはまるでコットン。これが各レビューサイトで書かれているバイアスカット1 によるものなのだろう。
記憶にあるペタペタと張り付くようなヒートテック特有の感触もない。
▲ ヒートテック リブクルーネックT
何よりこのデザインである。 シャドーストライプと首元の詰まったデザインで、あえて肌着のイメージがあるヒートテックを外に見せるようなデザインとなっている。
まさに「肌着を超えた肌着」。 これならば、たとえ汗ばむほど体が温まろうとも、緊急避難的にヒートテック1枚になることも出来るだろう。
着用機会が豊富
このヒートテックは真冬に着るためだけのものではない。
春や秋も、Tシャツとしても使えるというのがこのヒートテックの売りだと思う(1枚で外に出るのは少し勇気がいるが)。
さらに同じ理由からルームウェアとして使うことも十分可能だ。
実際に20℃に設定した暖房を付けた部屋でこのヒートテック1枚で過ごしてみたが、寒くも暑くもない。ちょうどいい。
このように多種多様な使い方が出来るため、少し残念なのは向かって右下にあるロゴか。
▲ そこそこ目立つユニクロマーク
あまりにも有名なこのコラボヒートテックだが、シンプルなデザインゆえ、Tシャツか肌着かの判断はパッと見では分からない。
しかし、ロゴがあれば一目瞭然だ。
いかにデザインが優れていようと、世間一般的にヒートテックは肌着。
肌着をTシャツとして着用していると思われれば、時としてTPOを弁えぬ輩と邪推されるやもしれぬ(これこそ邪推か)。
外出時にTシャツとして着用するなら、上着で隠すなど工夫が必要かもしれない。
最後に
体の冷えは万病の元。
ヒートテックが苦手な人も、この一味違うコラボヒートテックにチャレンジして、暖かい冬を過ごしてはいかがだろうか?
▲ あまりの使いやすさに追加購入してしまった。
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布地を斜めに裁断して衣服に仕立てていく方法のこと。通常の裁断に比べ伸縮性が生まれ、ドレープ感やフィット感が出る。↩