ミニマリストの生活手帳

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【感想】映画「続・終物語」を観に行ってきました

平成30年11月10日、映画「続・終物語」の公開日。
原作も読破済みの物語シリーズファンのわたしとしては当然チェックしておりました。
でも、昨日までは観に行く気はサラサラありませんでした。
観たいとは思っていましたが、一緒に行く相手がおらず、だからといって、一人寂しく映画を観に行くほどのエネルギーは、仕事に行く途中の、あるいは仕事帰りの、平日のわたしにはなかったのでした。



▲「続・終物語 続・本予告」-Youtube より


映画館へ


はい、観に行きました。
観に行ってしましました。
休日の、それも土曜朝の高揚感って凄い。
翌日休みという無敵感が無限のエネルギーを生み出したのでした。

自分の性格上、このモチベーションは昼まで持たないと思ったわたしは、我が街にある映画館、名古屋のミッドランドスクエアシネマオンラインサイトで、あらかじめチケットを購入しておくことにしました。
決意表明のようなものです。
そして上映の1時間前、わたしは1週間分の家事をせこせこと済ませて、名古屋駅へと繰り出したのでした。


▲クリスマスに向けてライトアップされつつある映画館

「続・終物語」の感想


前置きが長くなりました。
ここから感想です。ネタバレはありません。

まずは端的に、簡潔に申しますと、

観に行ってほんと良かったです!

原作を読んだことがある方は共感いただけるかも分かりませんが、このお話しは文章で読むと結構難しかったんですよね。
それが映像になったおかげで情報が補完されて、腑に落ちました。
物語の設定上、どうしても違和感を感じるキャラクターの台詞も、映像と声がつくとこうも可愛くなるのかと感動すら覚えました。

ネタバレにならない程度に、冒頭の予告編動画で分かる程度に物語の中身に触れますと。
今回のお話しは、阿良々木暦が「何か」が反転している鏡の世界に吸い込まれ、元の世界に戻るまでの物語です。
構成としてはテレビシリーズで言うところのセカンドシーズン、「傾物語」に似ていますね。
物語最初に提示された謎が少しずつ解かれていくところも似ています。
二十一九寺まよいさんも出演しますし。

さて、そんな謎解きやまよいさんも見所の一つですが、わたしの思う見所は何と言っても撫子ちゃん!
イキイキとした撫子ちゃんの動きと声優さんの演技は一見の価値がありますぜ。
ぜひ大画面で踏ん反り返る撫子ちゃんを見てみてください。


▲ 「続・終物語 続・本予告」-Youtube より

タイトルの「続・終物語」からも分かる通り、そして作中で暦が言ったように、この物語は終わった話の続き、いわばおまけのような物語です。
したがって、本映画を視聴することで、新たに伏線が回収されるようなことはないです(たぶん)。
それでも、物語シリーズで話を回してきた魅力的なヒロインたちの、そして阿良々木暦の、これまで見え隠れしてきた裏側に秘めた思いをこれでもかというくらいはっきり描いた作品なので、物語シリーズのファンは絶対観て欲しいところ!


「続・終物語」を観る上での注意点


とは言いつつも、癖の強い物語シリーズの中でも癖の強い作品故に観に行くにあたってはいくつか注意点がございます。

1.なんとこの映画、上映時間が約2時間30分という長丁場です。したがいまして、水分の用意と鑑賞前のトイレは欠かさず行ってください。特にトイレが近い人は、あらかじめ、トイレに行きやすい席を選ぶといいでしょう。

2.この映画は物語シリーズのアニメを全て視聴済が前提の映画であると感じました。原作はともかく、少なくとも物語シリーズのアニメは全話観ていないと「それってなんの話?」って場面がよくあります。中途半端にセカンドシリーズだけ見た、とか、ファイナルシーズンだけ視聴済み、とかでもちょっと追いつけないと思います。実際、映画が終わった後、よく分からなかったと話しているカップルもいました。

3.肌色成分が多いことにも注意が必要です。テレビシリーズよりもサービスカットが多いです。デートに使う場合には、「羽川翼の右胸、左胸、どちらが大きいか」について議論ができるパートナーであるか、確認してからが良いでしょう。

戦利品



▲来場者特典

来場者特典として、物語シリーズのキャラクターデザインを担当している渡辺明夫さんのミニ色紙いただきました。 11月16日までの期間限定(無くなり次第終了)らしいので、欲しい方は早めに映画館へ行きましょう。