ミニマリストの生活手帳

ミニマリストの生活サンプル。一つでも皆様の生活の参考となりますように。

【レビュー】無印良品で足にフィットする最高の革靴を見つけた話

世間はスニーカーブームですね。
わたしはニューバランスをこよなく愛しています。愛好しています。

理由は、わたしが結構な幅広の足の形をしているからです。
比較的横幅が狭めに作られているアディダスとかナイキのスニーカーが履けないんですよね。悲しいことに。
ニューバランスが好きなのでいいですけど。

ただ、ナイキやアディダスのスニーカーを履いている人は、足の横幅が広いことで選択の幅が狭まっている人がいるということを頭の片隅に置いて、幸せを噛み締めていただきたいところです。


革靴の話


さて、話は変わりまして本題。
革靴の話をしましょう。

ビジネスマンの靴といえば革靴。
最近わたしの頭を悩ませいていたのは、革靴の買い替えについてでした。
わたしは、革靴の長持ちのために2足の革靴を交互に履いていたのですが、もう履き続けて3年目。流石に限界がきました。
ソール(足底)もアッパー(足甲)もすっかり消耗してしまっています。
特にソールは深刻で、外側に向かって斜めに切れ込みが入っているかのごとく削れています。


▲ このありさま・・・

聴くところによると、ソールが削れた靴を履き続けていると骨格が歪むのだとか。
ソールの交換のしやすいタイプの革靴だったので、ソールのみの交換も考えましたが、アッパーも相当に消耗しているため、結局買い替えることに。
買った当初は、いつまでも履き続けるぞと意気込んでソール交換のできるタイプの革靴を購入したと記憶しているのですが、結局このざまです。
走り回る若手には、革靴に凝るのはまだ早かったみたいです。

革靴は製法によってソールを交換しやすいもの、交換しにくいものがあります。今までわたしが使っていたものは、グッドイヤーウェルテッド製法といって、ざっくり申し上げるとソールとアッパー部分を糸で縫い合わせて作ります。このため、糸を解けばソールを交換できるというわけです。比較的安価な革靴はセメンテッド製法といって、アッパーとソールを接着剤で接合して作りますので、ソールの交換はしにくいです。なお、セメンテッド製法が安価なのは品質が悪いというわけではなく、製造コストが低いということです。他にも製法は様々ありますが、それぞれの製法にそれぞれのメリットがあります。

何にせよ新しい革靴を探さねばなりませんでした。
そこで、購入する革靴のポイントを以下の4点としました!

革靴購入のポイント

✔︎ お財布事情が厳しいので1万円以下に抑えたい
✔︎ 最近は本革にしか見えない合皮もありますが、やはり本革であってほしい
✔︎ ランチや飲み会の際に楽な靴紐のないスリッポンタイプがいい
✔︎ 製法は問わない


無印良品に鎮座していた条件に合う革靴



▲ レザーローファー(紳士)-無印良品-

なんと無印良品に条件に合う革靴がありました。


生活雑貨や洋服のイメージが強い当ブランドですが、革靴もあるんですよ。
値段は税込9,900円。何とか予算内です。

目を見張るのはマットな質感とシンプルな形です。
変にテカリがあると、学生ローファーっぽく見えてしまいますが、この革靴は上品に感じます。
余計な装飾もなく、ビジネス用に購入したものですが、オンオフ問わず使いやすそうです。


▲ レッドシダーシューキーパー -無印良品-

一緒に購入した、同じく無印良品のシューキーパーを入れてみました。
同ブランドなので当たり前ですが、ぴったりとハマります。

レザーローファーの履き心地


さて、見た目は大満足ですが、履き心地はどうでしょう。

・・・
・・・・・・普通です!

普通に革靴です。
上の画像を見ていただくと、インソールのかかと部分に厚みがあり、それがこの革靴の売りのようですが、あまり他の革靴と違いがわかりません。
そういう商品じゃないので当たり前かもですが、「スニーカーのような履き心地!」ということもありません。革靴です。

実際に、履いた初日は靴擦れをしました。
ただ、革靴は履いているうちに馴染んでいくものなので、そこはあまり気にしていないです。
というか革靴で靴擦れしなかったことがないんですよね、わたし。

それよりも特筆すべきは、このデザイン、この質感、そして何より!
わたしの足が入るということですね。
普段4E(幅広サイズ)の靴を履き、履ける革靴を探すこと自体が難しかったわたしが、無印良品という全国に店舗のあるブランドで自分の足に合った革靴を見つけることが出来たことが何よりの収穫です。
もちろん、幅広の方専用の革靴というわけではないはず(形もスマートに見えますし、自分でもなぜわたしの足が収まるかが実は分かりません(笑))ですので、気になった方はぜひ試着してみて下さい。
試着しやすいことも、無印良品のいいところだと思いますので(ちょうど無印週間が11月16日から始まることですし)。

おまけ



▲ 革靴はメンテナンスが肝要

メンテナンスはしっかりやってます。
(たぶん)セメンテッド製法ですが、ソールの交換ができないわけではないはずです。
大事にしていこうと思います。


ちなみにプレーントゥタイプもあるようなので、こちらも試してみたいものです。

【感想】映画「続・終物語」を観に行ってきました

平成30年11月10日、映画「続・終物語」の公開日。
原作も読破済みの物語シリーズファンのわたしとしては当然チェックしておりました。
でも、昨日までは観に行く気はサラサラありませんでした。
観たいとは思っていましたが、一緒に行く相手がおらず、だからといって、一人寂しく映画を観に行くほどのエネルギーは、仕事に行く途中の、あるいは仕事帰りの、平日のわたしにはなかったのでした。



▲「続・終物語 続・本予告」-Youtube より


映画館へ


はい、観に行きました。
観に行ってしましました。
休日の、それも土曜朝の高揚感って凄い。
翌日休みという無敵感が無限のエネルギーを生み出したのでした。

自分の性格上、このモチベーションは昼まで持たないと思ったわたしは、我が街にある映画館、名古屋のミッドランドスクエアシネマオンラインサイトで、あらかじめチケットを購入しておくことにしました。
決意表明のようなものです。
そして上映の1時間前、わたしは1週間分の家事をせこせこと済ませて、名古屋駅へと繰り出したのでした。


▲クリスマスに向けてライトアップされつつある映画館

「続・終物語」の感想


前置きが長くなりました。
ここから感想です。ネタバレはありません。

まずは端的に、簡潔に申しますと、

観に行ってほんと良かったです!

原作を読んだことがある方は共感いただけるかも分かりませんが、このお話しは文章で読むと結構難しかったんですよね。
それが映像になったおかげで情報が補完されて、腑に落ちました。
物語の設定上、どうしても違和感を感じるキャラクターの台詞も、映像と声がつくとこうも可愛くなるのかと感動すら覚えました。

ネタバレにならない程度に、冒頭の予告編動画で分かる程度に物語の中身に触れますと。
今回のお話しは、阿良々木暦が「何か」が反転している鏡の世界に吸い込まれ、元の世界に戻るまでの物語です。
構成としてはテレビシリーズで言うところのセカンドシーズン、「傾物語」に似ていますね。
物語最初に提示された謎が少しずつ解かれていくところも似ています。
二十一九寺まよいさんも出演しますし。

さて、そんな謎解きやまよいさんも見所の一つですが、わたしの思う見所は何と言っても撫子ちゃん!
イキイキとした撫子ちゃんの動きと声優さんの演技は一見の価値がありますぜ。
ぜひ大画面で踏ん反り返る撫子ちゃんを見てみてください。


▲ 「続・終物語 続・本予告」-Youtube より

タイトルの「続・終物語」からも分かる通り、そして作中で暦が言ったように、この物語は終わった話の続き、いわばおまけのような物語です。
したがって、本映画を視聴することで、新たに伏線が回収されるようなことはないです(たぶん)。
それでも、物語シリーズで話を回してきた魅力的なヒロインたちの、そして阿良々木暦の、これまで見え隠れしてきた裏側に秘めた思いをこれでもかというくらいはっきり描いた作品なので、物語シリーズのファンは絶対観て欲しいところ!


「続・終物語」を観る上での注意点


とは言いつつも、癖の強い物語シリーズの中でも癖の強い作品故に観に行くにあたってはいくつか注意点がございます。

1.なんとこの映画、上映時間が約2時間30分という長丁場です。したがいまして、水分の用意と鑑賞前のトイレは欠かさず行ってください。特にトイレが近い人は、あらかじめ、トイレに行きやすい席を選ぶといいでしょう。

2.この映画は物語シリーズのアニメを全て視聴済が前提の映画であると感じました。原作はともかく、少なくとも物語シリーズのアニメは全話観ていないと「それってなんの話?」って場面がよくあります。中途半端にセカンドシリーズだけ見た、とか、ファイナルシーズンだけ視聴済み、とかでもちょっと追いつけないと思います。実際、映画が終わった後、よく分からなかったと話しているカップルもいました。

3.肌色成分が多いことにも注意が必要です。テレビシリーズよりもサービスカットが多いです。デートに使う場合には、「羽川翼の右胸、左胸、どちらが大きいか」について議論ができるパートナーであるか、確認してからが良いでしょう。

戦利品



▲来場者特典

来場者特典として、物語シリーズのキャラクターデザインを担当している渡辺明夫さんのミニ色紙いただきました。 11月16日までの期間限定(無くなり次第終了)らしいので、欲しい方は早めに映画館へ行きましょう。

【レビュー】アップルウォッチで人生が変わった話


平成30年9月21日、わたしは仕事を午前で切り上げて、あるいは誘われた職場の飲み会を断固拒否して、職場を飛び出しました。
目的はただひとつ、この日発売したアップルウォッチシリーズ4を購入するためです。
地下鉄名城線に乗り込み、通勤時の満員と打って変わった空いている電車に乗って、名古屋栄にあるアップルショップに向かいます。

そして午後14時00分、予約時間よりやや早めに到着したわたしは、待つこと30分、待望の光景を手に入れたのです。

▲ アップルウォッチ開封の儀 イン アップルストア


アップルウォッチ購入1ヶ月半後レビュー


というわけで、アップルウォッチシリーズ4を購入してから約1ヶ月半が経過しました。
ちなみにスポーツバンド+アルミケースで色はスペースグレイ。
一番安いモデルを選択しました。
結果的にわたしにとってはアップルウォッチは購入してよかったものとなっています。
そんなわたしのアップルウォッチ使用方法や感じたことをお話しします。


財布不用で外出可能


わたしは運動家ではありませんし、特別健康志向というわけでもないので、いわゆるヘルスケア方面の使い方はしていません。充電減るのも早くなりますし。
そんなわたしのアップルウォッチの使い方といえば、専らクイックペイ(モバイルスイカ)です。

プライベートではこれが一番大きな変化ですね。
サイドボタンを2回押すと、モバイルスイカが手首に現れる・・・.

▲ これが未来

テンションが上がります。
(左腕に腕時計をはめるタイプの人だと、電車の改札を通るとき不恰好になるのはご愛嬌).
スマホでは駄目なのかと思われるかもしれませんが・・・。

心配性なんですわたし。
スマホ一つだと、途中で充電がなくなったら、とか、壊れたら、とか考えて結局財布を持っていてしまいます。

しかし、そんなわたしでもさすがにスマホとアップルウォッチが同時に壊れたり、充電が切れたりすることはないだろうということで、今は積極的にキャッシュレス生活を送っています。


メモ起こしを快適にする録音機能


今度は仕事面での話です。
タイトルにある人生が変わったという意味ではこれが一番かもしれません。

突然ですが、メモ取りの仕事をしたことはありますか。
若手の方だと、上司に随伴して当方や相手方の発言内容をメモする仕事もあろうかと思います。

上司に出張に随伴して、メモを取る仕事をされている方は、自分が喋るわけでも頑張るわけでもないのにひどく緊張しませんか。
そしてメモを取るだけという、第三者から見たら簡単そうな仕事が満足にできない(かもしれない)自分が嫌になりませんか。
でもそれは全く不自然なことではありません。何を隠そうわたしもそのひとりです。

発想を変えましょう。
殆どの人にとって、上司の面談等のメモを起こすことは苦痛です。
自分のためだけのメモならば良いのですが、上司のためのメモとなれば、漏らす訳にはいかないと考えてしまうからです。

要点だけでいいと言われても、要点なんてどこかわからないっすよ上司・・・。

前置きが長くなりましたが。
そんなあなたにアップルウォッチ!

録音アプリを使えば、アプリの起動のし忘れ以外で聴き漏らしはありません。
アップルウォッチでの録音を疑う人は稀ですし、何よりスーツなら袖口に隠すこともできます。
音質もよく、出張を楽しむ余裕も出てきますぜ。

ちなみにわたしが今使っている録音アプリは「Just Press Record」です。
録音を開始すれば、バックグラウンドでも録音できてしまう優れもの。
満充電からであれば、6時間くらいは録音できます。
興味があれば検索してみてください。


ファッションとしてのアップルウォッチ


アップルウォッチはファッションとしても有能です。
アップルウォッチは一見すると、大きいし四角いし手持ちの服と合わせにくそうに感じられますが、不思議なことに意外とどんな服にでも合います。

理論的な要因は、ファッションについて詳しい人に説明をお任せするとして、私見を述べさせていただきますと。

それだけアップルウォッチが世間に認知されたんだということだと思います。

バブル時代はゆったりとしたスーツが流行し、現在はタイトなスーツが流行しているように、ファッションはその時々でいわゆる「イケてる」指標が変わります。

アップルウォッチが売れ、所持者が増える→街で見かけることが増える
→アップルウォッチをかっこいい、可愛いと思う人が増える
→また更にアップルウォッチ所持者が増える
→アップルウォッチをかっこいい、可愛いと思う人がさらに増える

こんな風に、アップルウォッチは多くの人にとってイケてるファッションと認知され、そしてわたし自身にも刷り込まれていったのだと思います。
だから、不思議とどんな服にも合っていると感じているのだと思います。

ただし・・・
ビジネスの場でアップルウォッチを使用する際はメタルバンドをおすすめします。
スポーツバンドとスーツを合わせている方を度々見かけますが、このアップルウォッチ信者であるわたしの目を持ってしても、似合っていません。
ビジネスの場ではメタルバンドが「イケてる」というイメージが、これまた刷り込まれているのでしょう(真のフォーマルは革バンドだ、的な議論は置いといて)。
様々な世代の方とお会いするビジネスの場では、保守的な選択をすることが無難です。


終わりに


なんだほとんど良い点しか言っていないじゃないか!とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。 でも良く考えてみてください。
アップルウォッチは腕時計です。

ステータスという考え方もありますが、腕時計は本来時間を確認するため、あるいはファッションアクセサリのためのもので、その目的は当然に達せられるため、わたしの場合、不満はあまり感じないのです。
むしろ腕時計にはなかなかできない便利機能に感動すら覚えます。

電子機器として捉えると不満点も出るかもしれません。
例えば毎日身につけるものなのに、毎日充電しなければいけないのはめんどくさい、とか。

でも、それってスマホもそうです。
1個増えるだけ。

むしろスマホの機能の一部を担える腕時計、スマホの充電が切れたときの保険にもなる腕時計。こんな風に捉えてみてはどうでしょうか。
スポーツ以外での利用目的でのアップルウォッチの購入を悩んでいる人は、このような前提で少し考えてみると、自分にとって必要かどうか、検証できるかもしれません。

人生が少し豊かになるアップルウォッチ、おすすめです。